介護保険サービスを利用する際は、ケアプランの作成を行います。
このケアプランの作成費用は、誰が負担するのでしょうか。
今回はケアプランの費用について、詳しく解説いたします。
▼ケアプランの費用
■原則として利用者の負担はなし
2022年10月時点において、介護保険サービスの利用でケアプランを作成する際、利用者の料金負担はありません。
なぜかというと、費用の全額が介護保険で支払われているからです。
ただし、介護保険料を納められていない方の場合は全額が自己負担です。
▼ケアプランの作成にかかる費用はいくら?
ケアプランの作成費用には、どのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
目安となるのは、ケアプランを作成するケアマネージャーの報酬です。
地域によって多少の差はあるものの、1件のケアプランの作成にかかる費用はおよそ5,000円程度とされています。
時給換算では1時間あたり1,200円から1,500円程度です。
1件のケアプランを作成するのにかかる時間は、3時間から4時間程度と言えるでしょう。
▼将来は見直しの可能性も?
介護保険サービスを利用される方が増えるにつれ、介護保険費用の出費は増加傾向にあります。
これを受けて政府は、ケアプランの作成費用の一部を利用者に負担してもらうことを検討しています。
すでに、一定額の介護保険サービスの費用を負担してもらっているからです。
ケアプランの費用にも同じ条件を当てはめることによって、介護保険費用の支出を抑えたいという思惑があります。
いずれは利用者に対して、ケアプランの費用の支払いが求められると考えておいた方がよさそうですね。
▼まとめ
ケアプランの作成にかかる費用は、2022年10月時点で利用者の負担はゼロです。
しかし、1件当たり5,000円程度の費用がかかるため、政府では利用者の一部負担を検討しています。
弊社は江戸川区において、介護保険ケアマネジメントを手がけております。
ケアプランのご相談は、お気軽にお問い合わせください。